イベント救護で考える事・・・傷病者へ近づく前の「状況評価」編

皆さん こんにちは。

今日はイベント救護に関する事について書かせていただきたいと思います。

 

私たちは現場で動けない方を救護所等へ搬送する機会が多いのですがイベントの中にはボランティアスタッフの方が担当されている場合もありますよね?

実は傷病者に近づく前に必ず行っている事があります!!それが「状況評価」です。

 

例えば落下物で怪我人が発生したら、更に落下物が落ちてくる可能性もありますよね?自分が救助に入って、落下物が落ちて怪我をしてしまったら絶対にだめですよね!!

そういう危険性があるかどうかや自分だけで対応可能か、応援は必要ないか等を考える事を「状況評価」と言います。やみくもに近づいている訳ではないんですよ!!イベント内で搬送する際は下記、気をつけてみてください。

・搬送機材は何が適切か→泥などでぬかるんでいたら車いすは使えないかな?野次馬は大丈夫?

・事故状況は→自分に危険性はないか?落下物、もしかしたら喧嘩して怪我?暴れている人は?自分に危害はないか?

・倒れた方は1人なのか?→複数倒れていたら原因は?危険物が漏えいしている可能性は?

・救急車を要請した場合の搬出経路は?→どこまで救急隊が来る?倒れている状況の引き継ぎ。

 

などなど傷病者に接触する前に色々な事を考えながら近づいています。是非皆さんも救護班をやるときは上記考えてみて下さいね!!

患者さんの「命」も大切ですが、救助者の「命」も大切です。二次災害に注意して活動しなければなりません。

 

私も救急救命士養成校で救急救命士を目指す学生に指導をする際に話をします。

救急車も消防車も事故現場まで急がなければなりませんがそれ以上に安全に現場に到着しなければなりません。途中で事故を起こしてしまってはダメですよね!!

 

ただ救急の場合は時間との勝負もありますので迅速に「状況評価」を行います。

 

ですので是非、イベント主催者様は救急経験のある方を救護班に配置してくださいね。特に救急搬送経験のある方を配置してください。怪我によっては特に外傷ですが対応の間違いで神経障害が一生残ったり、場合によっては呼吸筋を司る神経を損傷させてしまう可能性がありますので・・・

 

参加者の方に楽しい思い出を作ってもらえるようこれからも様々勉強しながら取り組みたいと思います。

 

代表 佐藤武諭毅