救急勉強コーナー①(高齢者の救急ver)

皆さん こんにちは。今日からゴールデンウィークが本格的に始まりましたね!!

私はゴールデンウィーク中仕事の為、日程をずらして帰省する予定です。

 

さて、ブログでは今まで仕事の事を中心にお話しいたしましたが、見て頂いている皆様の役に少しでも立ってほしいという思いで救急の勉強というコーナーを作ろうと思います。

今回のテーマは《高齢者》の救急です。特に介護施設等勤務されている方に役立てて頂ければと思います。

byouki_oldman

 

高齢者疾患の救急で特徴的な事は・・・

①複数の基礎疾患があり病的が複雑

②痛みのない病気がある(通常は激しい痛みのある心筋梗塞の痛みを訴えない)

③合併症を起こしやすく重症化、長期化しやすい。

④長期臥症による廃用症候群に陥りやすい。

という事で病気・怪我をしても気づきにくく重症化しやすく普段の生活を注意深く見てあげる必要があります。食欲が落ちた等は重要なサインかもしれません。

また骨折などでも長期入院により筋力低下、関節拘縮に陥ると歩くこともできなくなります。施設や生活空間の事故防止策も重要な事です。

 

重大な病気や怪我がある場合は119番を行うと思いますがその際には下記情報を救急隊や病院に伝えてあげると親切だと思います。特に高齢者は上記に記載した特徴にもあるように様々な疾患が複雑に絡み合っている場合が多く下記情報は治療をする上でも重要かと思います。

①倒れた方の現病歴や薬の情報が記載されたものを持参する。

②介護記録などを準備する。(普段のADL(日常生活動作)も伝える)

ADLとは普段車いすで生活しているのか、つえなのかという事をよく聞かれます。ですので救急隊到着までそれらを準備して頂ければと思います。

 

また救急隊は下記情報を聴取します。

原因・・・どの様な状態で倒れたのか(胸をおさえてとか)

訴え・・・傷病者(患者さんがどのような痛みを訴えているか)

食事・・・最終食事時間を聞きます。理由は様々ですが嘔吐の危険性等注意をしなければならない

病歴・・・これまでにかかった大きな病気や飲んでいる薬

アレルギー・・・何かのアレルギーを持っているか

こんな事を聞かれますのでなるべく正確に答えられるよう覚えておいてくださいね!!!

※ただし傷病者の状況や救急活動方針により聴取内容は異なる場合があります。

 

なお当事業所では介護従事者向けの救急講習会を行っております。

詳しくはこちらをご覧ください!!!

 

次回の救急勉強コーナーは介護施設で多い窒息、転倒・転落についてお話をさせて頂ければと思います。

 

代表 佐藤武諭毅